二月の勝者
二月の勝者を読みました。
ツイッターでどなたかが紹介しているので気になって読み始めたら、面白い!一気に9巻まで読んでしまいました。
そもそも私が中高一貫のため、3人の子どもには中学受験させたいが経済的に3人はかなり厳しい、でもさせたい・・・あ~!
という葛藤がずっとあり、嫁さんは公立でもどっちでもいいという感じで、まぁ最終的には3年生になったら本人に決めてもらおうというスタンスでいました。
ちなみに、中学受験させたら下の2人もさせないわけにはいかないし、経済的にはピンチになるものの嫁さんも働きに出ればギリギリ何とかなるかという皮算用も完了しています(笑)
そもそも、3人分の塾代・中高一貫の授業料も株で何とかしたい!という思いもあって、株をやっているモチベーションになっています・・・不純すぎるか・・・
話を戻すと、中学受験は一番上の子供が生まれた時からなんとなく考えていたものの、すでに子供が3人に増え、今年から一番上は小学生。となると、3年生の冬まであと2年と少し・・・
それまで何らかの情報収集はしておかないと、と思っていたところの「二月の勝者」に出会いましたので、自分事のように読めました。
第1巻の1ページ目、
君たちが合格できたのは父親の「経済力」そして、母親の「狂気」
もう、これで私の心は掴まれてしまいました。
受験を通して、親の子どもに対する想いや、こうあってほしいという理想、それと子供の気持ちがうまく描写されていてとても面白い作品だと思います。
黒木先生が介入してしまった家庭の話や島津家の父親の気持ち、子供に偏差値が10も上の学校を受けさせようとする母親など、どれもこれも気持ちが分かりすぎて辛い。
そもそも、子供にはどんな大人になってほしいか、そのための手段の一つとしての中学受験だということを忘れないようにしなければならないのでしょう。
学歴がすべてではないですが、ある程度の学歴があれば社会でも仕事の幅は広がりますし、不利になることはないと思いますが、受験しているとゴールが中学受験でその先のことに目がいかなくなってしまうのでしょうか。実際経験してみないと分かりませんね。
私は子供にはいつでも明るく前向きな考えを持った、変化に対応できる柔軟な大人になってほしいと考えています。そのためにはある程度の学歴と常識が必要だと思いますし、そのためには中高一貫に行くという選択肢を子供に示してあげたいと考えています。
あと2年と少し、中学受験の情報取集を始めていきます。あ、あと貯金もですね(笑)