10倍株分析(2484出前館)
出前館(19.11まで夢の街創造委員会)ですが、当時はバリュー投資であった私は、夢の街よく上がってるなぁ、PER割高だから買えないぁなんて思って上がっていくのを横目で見ているだけの記憶があります。
宅配事業は、今再び脚光を浴びていてUberなど競合も出てきていますが、当時は1強だったのでしょうか??
16年3月の500円ほどから上昇が始まり、約2年半後の18年9月28日に最高値3,725円を付けます。時価総額は1,624億円となりました。なので、初めは100億程度だったんですね。
その間PERも35倍程度だったものがピークで310倍と9倍もの高値になっています。
本当にPERはあまりあてにしてはいけませんね・・・
チャートを見てみると下のようになっています。
ベースを認識するのが難しいです。第4ベースですでにボラティリティが高くなってきていますし、第3ステージはほとんどなく最高値を付けた後は、暴落していきます。
ちなみに第2ステージでの日経は下記の通りです。右肩上がりですね。
PERも35倍だったのがピークで310倍へ!
では、業績を見ていきたいと思います。
第2ステージ入りするきっかけとなったのが、こちら。
LINEとの業務提携に向けた合意書の締結・・・なんだか思惑で吹いた感じですね。
ストップ高の後、大陰線を引いています。買ってはいけないやつですね・・・
しばらくもみ合った後、順調に上がっていくのですが、やはり16.3-5で営業利益率が20%へ改善し、営業利益も前年比30%超が続くグロース株となったから10倍までいったのではないでしょうか。
ただ、PERが35倍→310倍超割高となったのはやはり、期待先行で上げていったのではないかと推測されます。
業績とチャートを見比べても、18.03-05の減益決算が出た6月ごろ(第4ベース)でも、株価が上がっていっていますので、かなり期待を織り込んでいったような気がします。
18.06-08が出た9月~10月ごろ(第3ステージ)が株価のピークであとは御覧の通りです。
業績以上に株価が早く上がっていくので、かなりボラが激しそうなイメージですが、実際買うとしたらどこで買えるのか引き続き見ていきたいと思います。
今日はここまで。ありがとうございました。